–日伊修好150周年記念– 歌劇「Japan Orfeo(ジャパン・オルフェオ)」
鶴岡八幡宮特設会場(鎌倉)
17世紀初めに書かれたバロックオペラの名作、モンテヴェルディ「オルフェオ」が、過去と現在、イタリアと日本の文化を繋ぐ架け橋となります! ―竪琴の名手オルフェオは、亡き妻エウリディーチェを取り戻すため、冥界へと下りていく。音楽の力で神々の心を動かし、妻と再び出会えたオルフェオ。だが地上への途上に悲劇の落とし穴があった。「振り向いてはならぬ」という禁を犯し、愛する妻の顔を見てしまったのだ。再び闇へと戻る妻を取り戻すすべはなく、オルフェオは一人地上へと帰るしかなかった……― 日本のイザナギ、イザナミの物語(古事記)を彷彿とさせる、この壮大な愛の悲劇。日伊修好150周年を記念し、イタリア・オペラ界の鬼才ステファノ・ヴィツィオーリ率いる空前絶後の「ジャパン・オルフェオ」プロダクションでお楽しみいただきます。
ヴィットリオ・プラートのオルフェオ、阿部早希子のエウリディーチェをはじめ日伊の古楽の名手たちが舞台を彩り、さらに、悲劇的な結末で知られる「1607年稿」の「幻の第5幕」を沼尻竜典が新たに補筆作曲。能の宝生和英と武田孝史、日本舞踊の藤間勘十郎によって演じられます。幻想的な光を放つレーザー・ハープや、ミッソーニが特別にデザインした美しい衣裳も見どころ。日伊の総合芸術の粋が出会い、融合する一瞬。洋の東西を結ぶいにしえの不思議な縁が、今ふたたび、精鋭たちの手で鮮やかに浮かび上がります!
2016年10月7日(金)・8日(土) 18:00
鶴岡八幡宮 特設会場(鎌倉)
全席指定 S 20000円 A 10000円
※未就学児童入場不可
※小雨決行:開催決定は、各公演日13時以降03-6853-9977まで問合せ。
※開催中止時の振替公演:10/11(火)19:00 東京芸術劇場席料の払戻はしません。
チケット・お問合せ:ヴォートル・チケットセンタ−03-5355-1280(平日10:00~18:00)
Photo(上から)
オルフェオ:ヴィットリオ・プラート(バリトン)
補筆作曲:沼尻竜典 ©RYOICHI ARATANI
指揮:アーロン・カルペネ
演出:ステファノ・ヴィツィオーリ
プロセルピナ:宝生和英(能楽)
バッカスの巫女:藤間勘十郎(日本舞踊)
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