音楽堂ニューイヤー・コンサート クレメンス・ハーゲン(チェロ)& 河村尚子(ピアノ) デュオ・リサイタル
神奈川県立音楽堂
深く心に刻まれる、
ふたりの名手によるリサイタル
神奈川県立音楽堂の2017年は、クレメンス・ハーゲンと河村尚子の実力派二人による演奏でしっとりと幕を開けます。
河村尚子の熱望により2013年日本ツアーで実現したクレメンス・ハーゲンとの初共演は大成功をおさめ、2014年にはドイツでレコーディングも行われました。
クレメンス・ハーゲンはウィーン・フィルやベルリン・フィルなど世界一流のオーケストラと共演を果たしている一方、世界中の演奏家から尊敬を集めているチェリストです。音楽堂初登場の河村尚子も今回の大注目株です。彼女もまたハーゲンを尊敬する演奏家の一人。5歳からドイツへ渡り、名実ともに日本を代表するピアニストとして活躍しています。深い音楽性から生まれる抒情的なピアノの色彩は、どこか日本人離れしたダイナミックさを感じさせます。
両者によって幾度となく演奏されているラフマニノフのチェロ・ソナタは、作曲家でもあり、優れたピアニストでもあったラフマニノフらしく、ピアノが大役を担っています。
もっとも旬な二人の名手によるリサイタルは、実に約3年ぶりの開催であり、今回の日本ツアーでこのデュオを聴けるのは、兵庫と神奈川県立音楽堂のみです。これは、聴き逃すわけにはいきません。繊細な響きを音楽堂でご堪能ください。
2017年1月9日(月・祝) 14:00
神奈川県立音楽堂
シューマン:五つの民族風の小品集 作品102
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番ト短調 作品5-2
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 作品19
全席指定
一般6000円 シルバー(65歳以上)5500円
学生(24歳以下)3000円
Photo
右:クレメンス・ハーゲン ©武藤 章
左:河村尚子 ©Hirofumi Isaka
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