音楽堂ヴィルトゥオーゾ・シリーズ22 アンサンブル・ウィーン=ベルリン

神奈川県立音楽堂

世界最高峰の木管五重奏団、音楽堂に登場!

 2015年に音楽堂で繰り広げた名演も記憶に新しい、世界最高峰の木管五重奏団「アンサンブル・ウィーン=ベルリン」が帰ってきます!

 アンサンブル・ウィーン=ベルリンは、ウィーン・フィルとベルリン・フィルの首席木管奏者を中心に結成された、人気実力ともに世界最高峰の木管五重奏団。2013年に結成30周年を迎えたのを機に、最後の創立メンバーであったシェレンベルガーが引退し、新生アンサンブル・ウィーン=ベルリンとして新たな船出をしました。現在のメンバーは、カール=ハインツ・シュッツ(ウィーン・フィル、ソロ・フルート奏者)、ジョナサン・ケリー(ベルリン・フィル、首席オーボエ奏者)、アンドレアス・オッテンザマー(ベルリン・フィル、首席クラリネット奏者)、リヒャルト・ガラー(ウィーン響、首席ファゴット奏者)、シュテファン・ドール(ベルリン・フィル、首席ホルン奏者)です。ソリストとしても世界中で活躍する彼らが一堂に会すこのアンサンブルは、どの楽器(パート)も平等にメロディを担当する木管五重奏の魅力を実現する上で、とても理想的な団体なのです。

 今回のプログラムはイタリア出身の作曲家ニーノ・ロータやレスピーギの作品で、どこか懐かしさを感じるメロディに浸っていただき、ベリオやリゲティの作品では、彼らの目の覚めるようなテクニックを存分にお楽しみいただきます。さわやかな秋風が吹く芸術の季節に、極上のアンサンブルをぜひお楽しみください。


音楽堂ヴィルトゥオーゾ・シリーズ22

アンサンブル・ウィーン=ベルリン

2017年9月29日(金) 19:00 神奈川県立音楽堂

ニーノ・ロータ:ささやかな音楽の捧げ物

ジュリオ・ブリッチャルディ :「セビリアの理髪師」による幻想的なポプリ

レスピーギ:木管五重奏曲 ト短調

ベリオ:オーパス・ナンバー・ズー(作品番号獣番)*奏者によるナレーション付

ツェムリンスキー:ユモレスク

バルトーク:ルーマニア民俗舞曲

ヒンデミット:小室内音楽

リゲティ: 6つのバガテル

全席指定 一般5000円 シルバー(65歳以上)4500円 学生(24歳以下)3000円


Photo

右上:ジョナサン・ケリー

右下:アンドレアス・オッテンザマー

中上:カール=ハインツ・シュッツ

中下:リヒャルト・ガラー

左:シュテファン・ドール ©Monika Rittershaus

以下2点とも:2015年7月5日神奈川県立音楽堂でのアンサンブル・ウィーン=ベルリン公演

*オーボエはジョナサン・ケリーに代わりクレメンス・ホラーク(ウィーン・フィル首席オーボエ奏者) ©青柳 聡

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