横浜バレエフェスティバル

神奈川県民ホール

世界で活躍するトップダンサーが横浜に集結! 古典の名作からシディ・ラルビ・シェルカウイの新作世界初演、マッツ・エック作品の日本初演など、豪華プログラムを二日間に渡りお届けします。新ユニット「ジュンヌバレエ YOKOHAMA」、オーディション選抜ダンサーなど、将来が期待される若手達のデビューも必見です!


春休み中の3月30日、県民ホールで出演者オーディション<ファイナル>が行われました。一般公開され、参加者が踊り終わるごとに審査員がコメントするというオーディションとしては珍しい形式。ハイレベルな戦いに客席が沸く中、2名の若きダンサーが選ばれました。

第1位 松浦祐磨(神奈川県民ホール賞)

第2位 大岩詩依

(第3位~6位の上位入賞者4名は「ジュンヌバレエYOKOHAMA」選出候補に決定)

●受賞のコメント●

松浦祐磨

第1位を受賞できて、とてもうれしく感謝しています。6月の公演では、お客様に楽しんでいただける踊りをお見せしたいです。目指すダンサーは、レオニード・サラファーノフ。王子役を踊ると、今、一番のダンサーだと思います。誠実な踊りに憧れます。日本はまだまだ男性ダンサーが少ないので、自分が活躍してもっと盛り上げていきたいです。

大岩詩依

今日は久しぶりに踊ったヴァリエーションで緊張しましたが、第2位を受賞できてうれしいです。今日アドバイスいただいたところをしっかり直し、本番でも楽しんで踊りたいです。憧れのダンサーは一人には絞れませんが、中村祥子さんが好きです。私に足りないところをいっぱい持っている素晴らしいダンサーです。将来は海外のバレエ団で活躍し、もう一度見たいといわれるダンサーを目指したいです。

●第1位・神奈川県民ホール賞のトロフィーについて●

第1位の松浦さんには、県民ホールから、彫刻家の竹内七月姫さん(女子美術大学博士課程在籍)がこの賞のために特別に製作したトロフィーが贈られました。ジャンルは違えど、アーティストの先輩から後輩への、想いのこもったすばらしい贈りものです。

作品解説

輝く多面体はステンレスを素材としています。プリマの踊る姿を点で繋ぎ、繋いで出来た線どうしを面に置き換えて構成しました。また、磨けば光るダイヤモンドの原石、或いは水晶の形、これらの要素を複合的に表現した金属彫刻です。台座にあたる部分は鉄板を細かく加工して出来ています。まさにチュチュをデフォルメした形で作品にスピード感を与えています。(竹内七月姫)


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昨年の公演のハイライトムービー公開中!


Aプログラム 2017年6月9日(金) 19:00〈大ホール〉

全席指定 S 10800円(当日11000円)A 8640円(当日9000円)B 5400円(当日6000円)

Bプログラム 2017年6月10日(土) 16:00〈大ホール〉

全席指定 S 11800円(当日12000円)A 9720円(当日10000円)B 6480円(当日7000円)

親子券、学生券、神奈川県民シートなどお得なチケットあり


Photo(上から)

3月30日に出演者オーディションが行なわれ、第1位・神奈川県民ホール賞の松浦祐磨さんと第2位の大岩詩依さん、2人の才能あふれる若きダンサーの本公演への出演が決まりました。 ©石川 陽

2016年の公演の様子 ©松山悦子 

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