KAAT神奈川芸術劇場 2018年ラインナップ
KAAT神奈川芸術劇場
演劇、ダンス、エキシビション…KAATの挑戦にご注目!
2月7日KAAT神奈川芸術劇場にて、2018年度のラインアップが発表されました! 今回は報道関係者に加え、KAme会員から観覧希望者約30名にも立ち会っていただき、期待感高まる中での発表となりました。
白井晃芸術監督の下「舞台芸術の先鋭性を担う劇場」をめざすKAAT。今年も注目公演が目白押しです。
まずは白井晃芸術監督が演出する作品をチェック。4月にはアイルランド・ダブリン生まれの劇作家エンダ・ウォルシュの戯曲「バリーターク」の本邦初演、9月はホールでレイ・ブラッドベリの傑作SF小説の「華氏451度」を長塚圭史の上演台本で舞台化。1月には、2014年に首藤康之、中村恩恵らと初演した「出口なし」をスタジオでのリクリエーションも。
また、サンプルの松井周、地点の三浦基、杉原邦生など若き演出家たちもKAATプロデュースで次々登場。長塚圭史はホールでの新作、まつもと芸術館との共同製作による串田和美の新作、ロームシアター京都と穂の国とよはし芸術劇場との共同による木ノ下歌舞伎の新作、と「新たな角度」が創造の世界を広げていきます。
すっかりお馴染みとなった「KAATキッズ・プログラム」。この夏も真剣勝負で上質な作品を提供します。今年の新作は、カナダの演出家による「グレーテルとヘンゼル」の日本人キャスト版での初演のほか、昨年好評を博した「不思議の国のアリス」の再演、海外からも人気の作品がやってきます。どうぞご期待ください。
この他、劇場が仕掛ける展覧会「KAAT EXHIBITION」では、映像作家さわひらきの展示を軸に、ダンサー、島地保武のディレクションによるパフォーマンスを展開。「KAAT DANCE SERIES」では、北村明子、伊藤郁女・森山未來による新作の上演と、3年に一度のフェスティバル「Dance Dance Dance@ YOKOHAMA 」との共催によるフランスからの招聘2作品もお楽しみください。
4月 ●KAAT×世田谷パブリックシアター 白井 晃 演出「バリーターク」
5月 ●KAAT×サンプル 松井 周 作・演出 「グッド・デス・バイブレーション考」
6月 ●KAAT×地点 松原俊太郎 作/三浦 基 演出「山山」
7月 ●KAATキッズ・プログラム2018 森山開次 演出・振付 「不思議の国のアリス」
8月 ●KAATキッズ・プログラム2018 ジェルヴェ・ゴドロ 演出 「グレーテルとヘンゼル」
「ホワイト WHITE」(スコットランド)
「ニュー オーナー NEW OWNER」(オーストラリア)
9月 ●KAAT プロデュース 白井 晃 演出/長塚圭史 上演台本 「華氏451度」
●KAAT DANCE SERIES 2018×Dance Dance Dance @YOKOHAMA 2018
バレエ・ロレーヌ公演(フランス)
マチュラン・ボルズ公演(フランス)
●ウースター・グループ 「タウンホール事件」(USA)
10月 ●KAAT DANCE SERIES 2018 「A O SHOW」(ベトナム)
北村明子 演出 「Cross Transit 2」(仮)
11月 ●KAAT プロデュース 長塚圭史 演出 「セールスマンの死」
●KAAT DANCE SERIES 2018 伊藤郁女・森山未來 「新作」
●KAAT EXHIBITION 2018 「潜像」
さわひらき展 「潜像の語り手」
島地保武 「新作」 パフォーマンス
●三宅 純コンサート 「The here and after」
12月 ●KAAT プロデュース 杉原邦生 演出 「オイディプス王」
2019年1月 ●KAAT プロデュース 白井 晃 演出 「出口なし」
●KAAT×まつもと市民芸術館 串田和美 演出 「新作」
2019年2月
●TPAM-国際舞台芸術ミーティング in 横浜2019
2019年3月
●KAAT×ロームシアター京都×穂の国とよはし芸術劇場
補綴・監修 木ノ下裕一/上演台本・演出・音楽 糸井幸之介
木ノ下歌舞伎「糸井版 摂州合邦辻」(仮)
※上記は、2018年2月7日制作発表時点での情報です。最新情報は当HPで随時お知らせいたします。
KAATの目指す舞台芸術を言葉で読み解く季刊誌「ANGLE」スタート!
2018年4月創刊(年4回発行) *パイロット版0号 KAAT他で配布中
KAAT神奈川芸術劇場は舞台芸術の先鋭性を担う劇場として、多彩な「ANGLE」を発信していきます。時には誰もが驚くような冒険や無茶にも挑戦します。なぜなら、それができるのはKAATだからです。みなさんもKAATで「表現」と出会ってください。
KAAT神奈川芸術劇場芸術監督 白井 晃
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