共生共創事業

神奈川県では、県の重点施策である「共生社会の実現」「未病」などの取組とマグネット・カルチャー(マグカル)をクロスさせ、誰もが参加できる舞台公演などの事業“共生共創事業”を、みなとみらいの“県民共済みらいホール”を拠点として実施しています。

かながわ高齢者創作創造プロジェクト
「チャレンジ・オブ・ザ・シルバー」

 このプロジェクトは、シニア世代による身体表現への参加の拡大を目指しています。今回はその一つ、世界的ダンサー・安藤洋子さんによるプロジェクトについて、芸術表現にどんな可能性があるのか、また、県域で予定している参加型ワークショップについても、身体を使った実演付きの説明会を行います。

安藤洋子さんインタビュー

Q 日頃はどのような活動を

 2年前に拠点をドイツから横浜に移しました。ダンサーとしては一生現役。教育面では、プロを目指しているダンサーから子どもたちまで指導をしています。今度は高齢者企画。自分もこれから老人になるしね(笑)。

Q 今回の企画の見どころ   

 体があるって苦しいけど、やっぱり素晴らしい。歳をとるのが悪いことにならない可能性が身体の表現にはある。普通のダンスでなく日常的な動きが演出や映像と関わって表現になる。そのさわりを見せたいと思っています。


安藤 洋子(あんどう ようこ)

1967年1月1日横浜生まれ。木佐貫邦子に師事。2001年アジア人として初めて、鬼才の演出家ウィリアム・フォーサイスの目にとまりフランクフルトバレエ団に入団。メインソロダンサーとしてフォーサイスの40作品をドイツを拠点に世界各国で踊る。現在は日本とNYを拠点にアーティストとして自己の身体表現を模索するとともに、経験を生かした芸術教育にも力を注ぐなど精力的に活動。


かながわ高齢者創作創造プロジェクト

「チャレンジ・オブ・ザ・シルバー」説明会

2019年3月15日(金) 15:00 県民共済みらいホール

出演:安藤洋子 他 無料


共生共創事業
「人材育成講座&シンポジウム」

 共生共創事業では、昨年7月のキックオフレクチャーをはじめ、全4回の人材育成講座や参加型ワークショップを開催してきました。

 3月のシンポジウムでは、太下義之氏、佐野晶子氏に再び登壇いただき、2018年度の活動紹介や育成講座の成果を共有し、今後の事業展開について、参加者からもご意見をいただきたいと思います。


2018年度人材育成講座実績

7月17日(火) 第1回 キックオフレクチャー

8月23日(木) 第2回 障がい者と舞台芸術(1)

9月11日(火) 第3回 障がい者と舞台芸術(2)

10月15日(月) 第4回 高齢者と舞台芸術~現在の動向について~


共生共創事業シンポジウム

2019年3月22日(金) 14:00〜16:30 県民共済みらいホール

出演:太下義之(文化政策研究者)

佐野晶子(共生社会のための舞台芸術アドバイザー)  他

無料(先着順・要事前予約)

※詳細は共生共創事業ウェブサイトからご確認、お申込みください。 


横浜市中区桜木町1-1-8-2 県民共済プラザビル1F

●JR 根岸線「桜木町」駅下車 徒歩約3 分

●横浜市営地下鉄「桜木町(県民共済プラザ前)」駅下車 徒歩約7 分

●みなとみらい線「みなとみらい」駅下車 徒歩約10 分

※一部事業について、別会場で実施するものもございますので、必ず会場をご確認ください。

※駐車場はございません。


主催:神奈川県 協力:神奈川県民共済生活協同組合 公式サイト 

kanagawa ARTS PRESS

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