2019.07.11 16:20

音楽堂アフタヌーン・コンサート

神奈川県立音楽堂

極上の音楽と魅力あふれるトークとともに、午後のひとときを楽しむ音楽堂アフタヌーン・コンサート 2019-2020

　１年間の改修工事を経ていよいよ音楽堂がリニューアル・オープン。これまで午後のひととき、極上の音楽、出演者の軽妙なトークをお楽しみいただいてきた「音楽堂アフタヌーン・コンサート」が３回のシリーズでパワーアップして音楽堂に帰ってきます。

　登場するのはいずれも実力も魅力も抜群の日本を代表するアーティストたち。

　まず夏は山田和樹指揮東京混声合唱団。極上のハーモニーでなつかしい日本の歌や世界の知られざる歌、現代曲、さらに楽しいお話まで楽しめると、毎回大好評をいただいている東京混声合唱団ですが、今回はジャズの世界をお楽しみください。

　秋は古楽アンサンブルアントネッロ「没後500年レオナルド・ダ・ヴィンチ音楽の謎解き」で華やかなりし古（いにしえ）の世界にご案内いたします。常に最先端の古楽グループとして海外からも高い評価を受けるアントネッロが、今年没後500年を迎えるレオナルド・ダ・ヴィンチをテーマに、 ”500年に一度“の一大プロジェクトに挑戦。ミラノ公の御前で楽器演奏を行い、自ら設計した楽器を献上、さらにオペラをプロデュースするなど、数々の資料から垣間見える天才の音楽にまつわる軌跡を紐解きます。当時のスタイルで演奏する器楽と歌、さらにルネサンスダンスでその謎に迫ります。

　そして3月、音楽堂に春を告げるのはブルーオーロラサクソフォン・カルテット。パリで学んだサックス界の天才・平野公崇が結成した4人組は、ソプラノからバリトンまでの多彩な音色のサクソフォンを自在に操り、その精緻で比類のないアンサンブル、美しいハーモニーで聴くもの見るものを虜にします。

　3公演をお得に楽しめるセット券も好評発売中です。

山田和樹指揮東京混声合唱団

　今回は『ジャズ』をテーマに大展開！巨匠・山下洋輔をゲストに迎え、合唱とピアノがフリージャズ真っ向対決！？これは

目が離せません。そして、才能あふれる新進気鋭の作曲家・森田花央里が、自らピアノも弾き、「さくら」や「赤とんぼ」をはじめお馴染みの曲を新編曲委嘱作品としてお届けします。「日本には、歴史的にも海外の芸術家を魅了してやまないJaponismがある。日本語が理解できない方にも、音だけでそれを感じられるような曲を目指したいと思っている」という森田がアレンジする「Song Circle “Japonism and Jazz”」は、東京混声合唱団の伸びやかで艶のあるハーモニーと相まって、今までにない合唱の魅力が発見できることでしょう。

　さらに森田作詩作曲による、児童合唱組曲「くまモン」で、今年、区制50周年を迎える横浜市緑区が結成した緑区制50周年記念中学生合唱団も登場。猛練習を重ねたフレッシュな歌声をお届けします。

　最高に幸せになれるひととき、こころゆくまでお楽しみください！