神奈川県民ホール・オペラ・シリーズ2019 グランドオペラ共同制作 ビゼー作曲 オペラ「カルメン」全4幕
神奈川県民ホール
不朽の名作が、スタイリッシュによみがえる!
”カルメン“と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか? 魔性の女、官能的なフラメンコ、興奮に沸きあがる闘牛場……?
”ハバネラ“や”闘牛士の歌“など名旋律が散りばめられたビゼーの傑作オペラ「カルメン」は、1830年頃のスペイン・セビリアが舞台。タバコ工場で働く女カルメンが、真面目な士官ドン・ホセを翻弄し、花形闘牛士のエスカミーリョらを巻き込みながら衝撃的な結末を迎える物語ですが、この秋に上演されるオペラ「カルメン」では、オペラ界の旗手・田尾下哲が、その楽譜と台本をゼロから洗い直し、美しくスタイリッシュな演出で現代によみがえらせます。
今回の舞台は、表向きは煌びやかでありながら、裏では策略や危険に満ちたショービジネスの世界。そこで渦巻く成功への欲望や男女の愛憎は、まさにビゼーのオペラ「カルメン」で描かれる人間の本質そのもの。明日のスターを夢見る野心的な女優カルメン、真面目な警官ドン・ホセ、その婚約者で次世代のミュージカルスターのミカエラ、カルメンに目を付ける大スターのエスカミーリョ。4人の男女を中心に、バーレスク、ブロードウェイ、映像の世界へと舞台を移しながら、欲望と愛情の狭間で揺らめく人間たちの姿をドラマティックにあぶり出します。
指揮は、ウィーン国立歌劇場などでタクトをとるジャン・レイサム=ケーニック。カルメン役には、スペインを拠点に活躍する加藤のぞみと、ボリショイ劇場の第1ソリスト、アグンダ・クラエワ。ドン・ホセ役に
は、日本が誇るスーパーテノール福井敬と、気鋭の若手・城宏憲を迎えるほか、豪華なソリストとクリエイターが集結します。輝く才能が贈る21世紀版の極上のオペラ「カルメン」に、どうぞご期待ください!
神奈川県民ホール・オペラ・シリーズ2019 グランドオペラ共同制作 ビゼー作曲 オペラ「カルメン」全4幕
2019年10月19日(土) ・20日(日) 各日14:00
〈大ホール〉
指揮:ジャン・レイサム=ケーニック
演出:田尾下 哲 装置・衣裳:マドリン・ボイド
照明:喜多村 貴 振付:キミホ・ハルバート
出演(19日/20日)
メルセデス:小泉詠子/富岡明子
合唱:二期会合唱団
児童合唱:赤い靴ジュニアコーラス
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
全席指定 S16000円 A13000円
B9000円 C7000円 D5000円
E売切 学生(24歳以下・枚数限定)2000円
Photo(上から)
加藤のぞみ
アグンダ・クラエワ
福井 敬
城 宏憲
今井俊輔
与那城 敬 ⓒ永友ヒロミ
髙橋絵理
嘉目真木子 ⓒT.Tairadate
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