音楽堂アフタヌーン・コンサート 山田和樹指揮 東京混声合唱団 「合唱 meets ジャズ!」

 毎年恒例、指揮者・山田和樹の楽しいトークとともに東京混声合唱団(東混)の極上のハーモニーで、午後のひとときをお楽しみ頂いている音楽堂アフタヌーン・コンサートの夏編。今回は「ジャズ」をテーマに歌の世界を展開しました。作曲家・ピアニストの森田花央里がジャズアレンジしたなつかしい日本の歌で軽快にスタート。日本各地に伝わる紙漉き歌をアレンジした上田真樹の新曲では会場内を歩きながら歌い上げ、美しい声が重なり響きあいました。さらに森田作曲による児童合唱組曲『くまモン』では緑区制50周年記念中学生合唱団が出演。“ご本尊”とマエストロとの掛け合い(?)で会場を大いに沸かせました。

 ラストは、山下洋輔をゲストに迎えたピアノと合唱のフリー対決で合唱とピアノが交錯。照明と動きのある演出でドラマチックに盛り上げ、新しい世界が音楽堂に広がりました。


お客様の声

新しい試み大成功、中学生も上手。毎年楽しみにしている。(50代)

ジャズと合唱、音楽に区別はないことを学んだ。(女性)

ジャズは馴染みがなかったが、山田さんのユーモアあふれるリードで楽しめた。(60代男性)

施設は古いかもしれないが、今後も横浜らしい自由な発想の企画をお願いしたい。(60代女性)


Photo

ⓒ青柳 聡

kanagawa ARTS PRESS

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