神奈川県民ホール オペラ シリーズ 2016 歌劇「さまよえるオランダ人」

全3幕 [新制作]

2016年3月19日(土)・20日(日・祝)  神奈川県民ホール〈大ホール〉

指揮:沼尻竜典 演出:ミヒャエル・ハンぺ 装置・衣裳:へニング・フォン・ギールケ

出演:[オランダ人] ロバート・ボーク/青山 貴 

   [ダーラント] 斉木健詞/妻屋秀和 

   [ゼンタ] 横山恵子/橋爪ゆか ほか

 県民ホール、びわ湖ホール、iichiko総合文化センターと、東京二期会をはじめ4芸術団体による共同制作オペラ。今回はワーグナー初期の傑作「さまよえるオランダ人」を上演しました。 演出にオペラ界の巨匠ミヒャエル・ハンぺ、装置・衣裳に へニング・フォン・ギールケを迎えた新制作の舞台は、実写とCGを駆使した最新の映像技術で荒れ狂う波や迫力ある 幽霊船を出現させ、話題となりました。二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部による初の合同合唱や 神奈川フィルの好演に鳴り止まぬ拍手とブラボーの嵐の中で神奈川公演を終了。海外からも批評家がかけつけ「世界でも観たことがない映像演出」とロンドンのオペラ専門誌 “Opera Magazine” で高く評価されました。


お客様の声

リアルに見せるのが難しいオペラだが、まるで嵐の中の船に自分たちもいるような臨場感たっぷりの舞台に目をうばわれた。音楽も劇的な力にあふれていた。(40代男性)

大迫力の映像の力と最高水準の歌手の演奏、すばらしいです。2009年から来ていますがバランスは今までで一番。事前の勉強会や公開リハーサルなど有難い企画で感謝。(50代女性)

 スタッフの熱気、まとまりが感じられて大変いい上演だった。オペラシリーズは有意義な企画なのでぜひ継続をお願いしたい。(60代男性)

Photo 全て ©青柳 聡

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