横浜ボートシアター 説経「愛護の若」より“恋に狂ひて”

KAAT神奈川芸術劇場

ダイナミックな語りと身体表現、哀調を帯びた歌と音楽。仮面の使用はもちろん、今回はきらびやかな人形たちの登場です。継母に恋い慕われた美少年の悲劇。今蘇る中世絵巻。2014年の初演、そして15年再演の好評に応えKAATに登場! 動かない人形、俳優たちによって時空を超え、見えない、聞こえない物語を浮上させます。


これは人形劇? いいえ、これはうごけない人形を使って演じる人間の悲劇です。

美少年と一族郎党の〈悲劇〉が、うごかない人形と俳優によって、時空をこえ、

重層的な物語を浮上させた“あらたな代表作”との呼び声が高い本作品。

今回、劇団の35周年と代表 遠藤啄郎の米寿を祝い、拠点の船劇場を漕ぎ出てKAATに上陸。

新キャスト、新演出もくわえ、代表作 仮面劇「小栗判官・照手姫」に続く説経シリーズ第二弾、KAATにて待望の記念公演となります。


脚本・演出・人形・仮面:遠藤啄郎

節付け・弾き語り:説経節政大夫

出演:玉寄長政 吉岡紗矢 近藤春菜 柿澤あゆみ 奥本聡 リアルマッスル泉

演奏:松本利洋 村上洋司


2016年7月1日(金)〜10日(日)

KAAT神奈川芸術劇場〈大スタジオ〉

全席自由 前売:一般4000円 U24(24歳以下)3000円  他

公演公式ページ

‘恋に狂ひて’公式プロモーション映像

Photo 下3点 ©古屋 均

kanagawa ARTS PRESS

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